きれいな髪が好きなシャンプーソムリエ木村です。
今回から、少しばかり、きれいな髪を永く保つためのあれこれのお話をしていきたいと思います。
第1回めは、シャンプーのお話から。
みなさんはシャンプーをするときどうやってます?
まず、髪をざっくり濡らして、シャンプーを手にとってモミモミしながら髪につける。
って感じですかね。
90%ぐらいの方はそんな感じでしょう。
間違いではないのかもしれません。
しかしながら、きれいな髪を保つということからするともう一歩何か足したい気がします。
では、どうするときれいな髪が保てるのでしょう?
まず、最初の工程。
髪を濡らす。
ちょ!待って。
まず、髪を濡らす前にやって起きたいことが。
そうです。ブラッシング。
静電気が起きない素材のブラシで髪をといてください。
なぜ?
ブラッシングには大きく3つの効果が。
まずは絡みやもつれをとって髪の毛を整列
髪を濡らすってとっても摩擦が大きいんです。
ましてや、髪は濡れるとキューティクルが脆くなります。
見た目はスッキリしてても一日生活した後の髪の毛はむちゃくちゃ絡み合っていたり、もつれてたりします。
そのままシャンプーをするってことは、キューティクル同士をゴリゴリ擦りあって髪の毛の表面をこそぎ落としている状態。
よくないですよ。
せっかくキューティクルが髪を守ってくれてるのに。
まずは乾いてキューティクルが鎧のように整列している間に髪の毛のもつれをとってあげましょう。
油分を行き渡らせる。汚れを浮かす
次に大切なことは頭皮から分泌される油分を髪に行き渡らせること。
どうしてそれが必要か?
いくら高級なシャンプーといえども界面活性剤の働きによって油や汚れを取ることに変わりありません。
それを毎日。多い人だと日に2回もやっちゃいます。
そんな活性剤からの攻撃を少し和らげることができるのが油分です。
しかも根元にはたっぷりの油分、毛先には油分がなくてカスカス。
食器洗いをイメージすると分かると思いますが、たっぷりの油分て洗剤でもなかなかおちないですよね。
なのでまずは、根元からのブラッシングで油分を髪全体にうっすら伸ばすイメージ。
油分が全体に伸びたらそんなにシャンプーを濃くしなくてもゴシゴシしなくても油分も汚れもおちやすくなります。
頭皮をマッサージ
もう一つ大切なこと。
そうです。健康な頭皮を保つためのマッサージ効果。
髪の毛を作るのに一番大切なものは血液。
血行が悪い頭皮だと栄養分も行き渡らなくなって髪がひょろひょろ〜。
なんてことになるのは嫌ですよね。
じゃあ、今日からやりましょう。マッサージも兼ねたブラッシング。
もちろん、禿げるのは嫌な男性陣もぜひ。
でも、一つ注意。
無理なブラッシングは逆効果です。髪を優しくほどく、整えるみたいな感じで。
今日は、ブラッシングのお話でした。
次回は、濡らすところから。(笑)